04.25.10:47
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04.29.00:13
ひーほ♪ 灰色に焦げたセカイ―― ボクは空の狭間で生きている きっと、出来損ないのボクは どんなに高く跳んだって 決して空には届かない さぁ行こう さぁ行こう 燃やし尽くして その果てまで その果てまで 焼いたその腕を 翼に変えて 高く 高く やがて―― 地に墜ちる――その時まで 生れ落ちた場所が――穢れの底 ボクは、欲望と情念で構成された――人形だった 毎夜、目の前で繰り返される魔女たちの淫蕩な宴 幼い、ボク体は肉欲の宴の只の添え物 穢され 辱められ 弄られ でも―― それでも―― ボクは―― 生きたかった―― やがて時は満ち ボクは 自分を包む柔らかな鳥籠を燃やし尽くし 初めての自由を手に入れた 残されたのは 自らに流れる 燃え盛る淫蕩の血だけ たとえ自由になっても この血に抗う事だけは出来なかった 結局ボクは――何一つ自由になってなどいない そして――ボクは――出来損ないの―― 魔女になった PR
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